787系「つばめ」惜別乗車の旅 (part3)



 さて、食事がまだでしたので、駅弁が夕食です。
 まずトップバッターの駅弁は、京都駅で購入した「21世紀出陣弁当」です。
 中身は、こんな感じですね。
 やはり、旅ではお腹がすぐに減るものですね。

 詳しく説明したのは、後に完成する、「うまいもの図鑑」のページを見てくださいね。
 車掌さんが毛布をくれました。 なんと「つばめ」の文字が…と思ったら、この「なは」号は、JR九州所有ですので、ある意味当たり前なんですけどね。

 あと、明石海峡大橋が真上にある、舞子(まいこ)駅を通過中は、車内は明かりを落としてくれ、きれいな明石海峡大橋を見ることが出来ました。
 「なは」は 岡山(おかやま)駅に着きました。
 画像には無いのですが、快速「マリンライナー」の223系や5000系を見ることが出来ました。

 この岡山駅では、レガートシートに、中年女性が乗り込んできました。 男性が乗ってくる気配が全く無いです。
 相変わらず、男はわたくし一人…
 午前1時20分過ぎに、 広島(ひろしま)駅に着きました。
すでに、駅では営業が終了しており、無人となっております。 中国地区で中心都市の広島なんですが、深夜になると、寂しいものです。

 ここで、運転停車を数分して再び発車しました。
 午前4時を過ぎると、本州の最西端の駅、 下関(しものせき)駅に到着しました。
 いよいよ本州とのお別れです。

 まだ、旅客営業はしておらず、運転停車だけをして、発車しました。 そうここで、機関車の付け替えと、運転士の交代が行われました。
 2月4日水曜日の朝5時31分、 博多(はかた)駅に着きました。

 ここで、下車をして、次の列車に乗ることにします。
 その前に、まだ時間があるので、ネット喫茶で時間を潰してきました。
 博多駅の自動券売機で、門司港までの「2枚切符」を購入しました。
この切符は、特急にも乗れて、かなり値段が安いので、ほんと良い切符です。

 まずは、7時ちょうど発の883系「ソニック」に乗車します。
 博多〜門司港間の二枚切符は、特急の自由席にしか乗れないので、すぐに自由席乗り場へ並びました。

はじめは、空いておりましたが、停車駅ごとにたくさん乗り込んで、 折尾(おりお)駅では、立客が出て、自由席の通路まで、乗客で一杯となりました。 まるで、通勤列車です。特急なのに…

 これは、「ソニック」の車内ですが、やはり魅力的な室内となっております。
 こちらは、デッキの部分です。
 やはり、「ソニック」も「つばめ」同様、良い感じですよね。

しかし、これが車内とは、なかなか思えませんよね?
 7時57分、 小倉(こくら)駅に到着しました。

 降りる客の多いこと多いこと… しかし、立ちっぱなしで、大丈夫なのであろうか?  また、ちゃんと特急料金を払って乗り込んできたのであろうか? 気になるところです。

 小倉では、立ち食いうどん屋で、丸天うどんを食べ、門司港行きの普通に乗って、門司港へ行くことにしました。
 朝8時半過ぎに、 門司港(もじこう)駅に着きました。 このレトロな感じがたまらないですね。

 しばらく散策することにしました。
 これは、関門大橋です。

 あの橋を渡ると本州ですね。
JRで考えると、西日本のエリアです。 また車両で考えてしまうと、天国(九州)から地獄(本州)へ…といった感じの印象になりますね。

 これは、鉄道に詳しい方にしか分からないネタですが…
 こちらは、歩行者専用のはね橋、「ブルーウイングもじ」です。
 なんと朝9時前なのに、中国系の異国のお方が観光に来ておりました。
 こちらは、マンションです。
 しかし、最上階は展望台となっており、門司港、または本州の下関などが見渡せます。

 行きたかったのですが、わたくしは、あるところへ行く目的があったので、パスです。
 門司港駅周辺は、本当に、レトロと言った感じの建物がたくさんあります。
じっくりと観光をするのなら、1日あっても足りないのかもしれないです。
 わたくしがわざわざ「2枚切符」を購入して、こちらに来た理由は、これです。

 ある程度、分かりますよね? そう、九州鉄道記念館です。
 九州鉄道記念館へ入る道には、まず、このようなものがあります。
 昔の門司港駅の駅名版です。

 関門トンネルが開通する前、門司港駅は、門司。 そして、今の門司駅は、大里(だいり)と呼ばれておりました。
 さ、ちょうど9時になりましたので、いよいよ開館です。

 開館を待って入ることにしましたが、平日でしかも雪がちらついている日でしたので、まったく客が並んでいません。 また、周りには、人もいません。




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